Concept

東京・南青山 Les Créations de NARISAWAは、アクセスを含め、東京では類まれなる恵まれた環境に店を構える。

店内のインテリアは極めてシンプル。

ホワイト、ダークブラウン、ブラックの3色で構成されたしつらえ。

ディテールのひとつひとつには、選び抜かれた極上の素材があしらわれている。

テーブルでは、生地から織らせたという真っ白なリネンと店名の刻まれたクリスタルのプレートが客人を出迎える。定番ともいうべきテーブルセッティングを崩し、全ての無駄を取り払った潔いスタイルは、以後多くのレストランに影響を与えている。

シェフ成澤由浩は、19歳からの8年間をヨーロッパの著名なシェフのもとで過ごし、帰国と同時にオーナーシェフとして神奈川県小田原市にLa Napouleをオープン。東京から多くの著名人や美食家 たちを引き寄せた港の前の小さなレストランは、今だ、伝説のごとく語り継がれている。

2003年には、店名をLes Créations de NARISAWAと改め、東京・南青山に移転。

成澤の料理は、フランス料理のクラッシックをしっかりと土台にしながらも、その形式にとらわれることなく、時代時代で自由気ままに変化していく。 その料理のスタイルは常に自然体であり、時の流れに身を任すように季節や風景を器の中に甦らせていく。そして安全な食材を不可欠とし、素材を生み出す背景 をも守る気持ちで素材と向き合う。

どの瞬間も美しく、美しさのなかに切なさや安らぎを持ち合わせた季節の移ろいを、最高の食材と、最適な調理法で皿の上に描き出す。

成澤の料理に約束されること・・・・・それは、

すべての素材が、自然のままに、季節や環境を裏切ることなく生まれてきたものであるということ。

生きとし生けるものの生命を敬い、その命を奪ったことへの責任を果たす。

自然を愛し、人を愛する心から、フランス料理というカテゴリーを抜け出し、シェフ個人の料理へと進化させていく。そして自身が日本人であることを忘れぬように・・・・・

これが、成澤由浩の料理のスタイルである。